平面配置と左右交互動作ワイパー


AQUATROLL500/600に採用されたワイパーは、左右交互に動作するトリッキーな動きを示します。 従来同一回転するワイパーが主流でしたが、ワイパーで洗浄したゴミを中心軸にためていく傾向にありました。 そのため、ワイパーを洗浄する作業が必要で、長期の連続観測の妨げとなっていました。 左右交互に動くことで、ワイパーで洗浄したゴミは外へと押し出され、センサー部分への堆積を軽減します。 また、ワイパーブラシはセンサー感応面とセンサーガード双方を磨く構造のため、センサーガード内に堆積土などが溜まりにくくなりました。 耐久性も向上し、ワイパーブラシを手で回してもモーターを破損しないクラッチ機能を搭載、破損の恐れをなくします。