内部交換が可能なpHセンサー


pHセンサーの安定、および応答速度の劣化は、比較電極内部液の劣化が主な原因です。※ガラス電極の劣化時は、スロープ(電位差)が出なくなり、校正自体が失敗するときに交換されます。 比較電極内部液は、室内分析用pHでは毎週、毎月交換しているものですが、現場用機材の内部液交換は、設計が難しく限られたメーカーだけが採用しています。 pH内部液を簡単に交換できるほか、pH比較電極液落部も交換できることで、新品購入時の応答速度を長期にわたり保つほか、海水や貯水池のアオコ状態など、水素イオンは少ないアルカリ状態の時、確実なpH計測が行えます。